お正月を元気に過ごすために。年末年始の「胃腸」をいたわる知恵

季節の養生

今年も残すところあと1日となりました。 忘年会やお正月、美味しいものを囲む機会が増えるこの時期、「なんだか体が重い」「胃がもたれる」と感じてはいませんか?

漢方では、健康の基本は「脾胃(ひい:消化器系)」にあると考えます。 新しい一年を元気にスタートさせるために、今週ぜひ意識していただきたいポイントをお伝えします。

1.「大根」の力を借りて消化を助ける

お正月料理(おせちなど)は、保存性を高めるために砂糖を多く使ったり、味が濃くなったりしがちです。そんな時におすすめなのが、旬の「大根」です。
大根には消化を助ける酵素がたっぷりと含まれています。

・お餅を食べる時: おろし大根と一緒に食べる「からみ餅」は、理にかなった食べ方です。

・お肉料理の時: 付け合わせに大根を添えると、胃の停滞を防いでくれます。

2.お餅の食べ過ぎは「気」を滞らせることも

お正月といえばお餅ですが、漢方的に見るとお餅はエネルギー(気)を補う力が非常に強い反面、粘り気が強いため、食べ過ぎると胃腸の動きを停滞させてしまうことがあります。

「お腹が張るな」と感じたら、一旦お餅はお休み。 温かい「白湯(さゆ)」や、「ほうじ茶」を飲んで、お腹の中の巡りをスムーズにしてあげましょう。

3.「七草がゆ」を待たずに、胃腸の休息日を

1月7日の七草がゆは、疲れた胃腸を休める素晴らしい風習ですが、それまで無理をしては体が悲鳴を上げてしまいます。

・夜遅くの食事を控える

・一食を「おかゆ」や「うどん」など、消化の良いものに置き換える

これだけでも、胃腸の疲れはかなり軽減されます。「ちょっと食べ過ぎたかな?」と思った翌日に、すぐ調整するのがポイントです。

2026年も、健やかな毎日を

年末年始、つい自分を後回しにして忙しく過ごしてしまいがちですが、一番大切なのはあなたの体です。

もし「胃もたれが抜けない」「疲れが取れない」といったお悩みがあれば、胃腸を元気にする漢方薬(健脾薬)などもご紹介できます。

本年も、宮ドラッグ漢方堂を支えてくださりありがとうございました。 どうぞ、暖かくして穏やかな新年をお迎えください。

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