こんにちは、宮ドラッグ漢方堂です。 1月もあっという間に最終週。暦の上では、まもなく2月4日に「立春」を迎え、いよいよ春が始まります。
まだ寒さは残っていますが、自然界では少しずつ芽吹きの準備が始まっています。私たちの体も、冬の間に蓄えたエネルギーを外へ向かって解き放とうとする時期です。
今日は、春を健やかに迎えるための「肝(かん)」の養生とデトックスについてお話しします。
春は「肝」が主役の季節
漢方では、春は五臓の「肝」と深く関わりがあると考えます。 「肝」は、体内の「気(エネルギー)」の巡りをスムーズにコントロールし、自律神経や感情、目、筋肉などと関わる、大切なはたらきです。
春になり、植物が一気に芽吹くように、私たちの「気」も上昇しやすくなります。
この時期に「肝」のバランスが乱れると、気の巡りが滞りやすくなり、イライラ、不眠、目の疲れ、肩こりなどの不調が出やすくなります。春は体調が揺れやすく、結果として花粉症がつらく感じる方もいらっしゃいます。
「苦味」と「香り」で春のデトックス
冬の間に滞りがちな巡りを整え、「肝」がのびのび働けるようにするには、今の時期から「苦味」と「香り」のある食材を取り入れるのがおすすめです。
・春の芽吹き(苦味)
菜の花、ふきのとう、タラの芽など。
「春の皿には苦味を盛れ」と言われるように、春のほろ苦さは、体を目覚めさせる“春のスイッチ”として昔から親しまれてきました。冬にこわばっていた体を、少しずつ動かしやすくしてくれます。
・香りの野菜
セロリ、春菊、パセリ、三つ葉など。
良い香りは、滞った「気」を巡らせる助けになり、気分の張りつめをゆるめるのに役立ちます。
・酸味(肝を助ける)
梅干し、レモン、お酢など。
適度な酸味は「肝」と相性が良いとされ、春に高ぶりやすい状態を落ち着かせる助けになります。
※酸味は摂りすぎると“引き締め”が強く出ることもあるので、少量を上手にがポイントです。
体を「緩める」準備を
冬は寒さで体がギュッと硬くなっていました。春に向けて、少しずつ体を「緩めて」あげましょう。
・深呼吸を意識する:特に吐く息を長くすると、緊張がゆるみやすくなります。
・軽いストレッチ:筋肉(筋)と関わりが深い「肝」のために、無理のない範囲で体を伸ばしましょう。
・夜更かしを避ける:「肝」は休息と深く関わります。寝ている間に整いやすいので、睡眠はとても大切です。
春の不調が出る前に
「毎年、春先になると情緒が不安定になる」「春になると不調が出やすい」という方は、今の時期から「肝」のバランスを整えておくことで、春の不調をぐっと軽くできることがあります。
宮ドラッグ漢方堂では、お一人おひとりの体質に合わせて、春の準備を助ける漢方薬のご提案もしております。
清々しい春のスタートを切るために、今から心と体の準備を始めてみませんか?



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