眠りの質が変わる?春の睡眠調整と養生

季節の養生

こんにちは、宮ドラッグ漢方堂 店長住田です。
春になって、次のような睡眠の変化を感じていませんか?

・夜中に目が覚めることが増えた
・夢が多くなった
・頭が冴えてなかなか寝つけない
・朝起きるのがつらい、体が重い
これらの症状は、実は春の季節らしい自然な変化のひとつです。

春は「上にのぼる力」が強くなる季節

自然界では、芽が上へ伸び、枝が広がるように、春は「気(き)」がのびやかに、そして上に向かいやすくなる季節と考えられています。
この“上に向かう力”が強くなりすぎると、

・頭が冴える
・考えごとが止まらなくなる
・夜中に目が覚めやすくなる
・夢が増える
といった変化が起こりやすくなるのです。

つまり——
体は休みたいのに、気が上にのぼってしまう。
これが春の眠りの特徴のひとつです。

夢が増える理由

中医学では、眠りは「血(けつ)」が心を養い、精神を落ち着かせている状態と考えます。

ところが春は気が動きやすく、
ストレスや緊張があると気が上に引き上げられやすくなります。
すると血の落ち着きも乱れ、

・夢が増える
・浅い眠りになる
・途中で目が覚める

といった変化につながることがあります。

朝起きづらいのも春の特徴

夜はまだ冷えが残る時期。
体が冷えると、朝に必要な「陽気(ようき)」の立ち上がりが弱くなります。
そのため、

・目は覚めているのに体が動かない
・だるさが残る

という状態になりやすいのです。

春は「気は上がるが、体はまだ追いついていない」
そんなアンバランスが起こりやすい季節とも言えます。
春のこの時期は、自然のリズムに合わせて「気」の動きに気をつけながら、自分の睡眠を整えることが大切です。

眠りは体質のサイン

同じ「眠れない」でも、

・気が高ぶりやすいタイプ
・疲れているのに眠れないタイプ
・冷えが背景にあるタイプ

整え方はそれぞれ異なります。
眠りの変化は、体からの小さなメッセージ。
春のゆらぎをやさしく整えることで、
自然な眠りが戻ってくることもあります。お気軽にご相談ください。

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