そのお茶、今のあなたに合っていますか?①

食養生

緑茶・麦茶・紅茶にもそれぞれ違いがあります

「お茶なら何を飲んでも体にいい」
そう思っている方は多いかもしれません。

でも漢方では、お茶にもそれぞれ得意な方向があります。

のぼせや熱を冷ましたいとき
胃腸をいたわりたいとき
食べすぎやベタつきを軽くしたいとき
など様々な状況で役に立つお茶があります

緑茶「熱を冷ます代表的なお茶」

熱がこもって、頭や目がのぼせるときに向きやすいお茶です。
緑茶は不発酵茶(発酵させずに作られるお茶)で、代表的なお茶の中では冷ます力が強めです。
暑さで頭がぼんやりする、目が熱っぽい、口が渇く、すっきりしたい。そんなときに飲むと良いですが、一方、冷えやすい方や胃腸が弱い方では飲みすぎで負担になることがあります。

麦茶「夏の熱と水分をさばくお茶」

夏のほてりや渇きをしずめながら、胃腸をいたわりやすいお茶です。
麦茶は体の熱を冷ましつつ、のどの渇きを和らげ、尿の出を助けます。
「冷やすお茶」という印象が強いですが、穀類のお茶なので、夏場に弱りやすい胃腸に比較的合わせやすいです。

紅茶「体を温めるお茶」

お茶の中でも温める性質があるお茶です。
紅茶は発酵が進んだ茶で、漢方では比較的温性として扱われます。
少ししっかりしたお茶なので、濃すぎると胃に負担を感じることがあります。
手足が冷えやすい、胃のあたりが冷えやすい、温かい飲み物を取り入れたい、そんな方におすすめのお茶です。

ほうじ茶「冷やしすぎない、やさしいお茶」

緑茶ほど冷やしたくないけれど、胃に負担をかけないお茶がほしい人に向きやすいです。
ほうじ茶は煎ることで、もとの緑茶より冷やす性質がやわらぐとされます。
「冷えやすいけれど、胃に負担をかけたくない」「食事中に軽く飲みたい」という方に合わせやすい位置のお茶です。胃腸が弱い方や冷えやすい方には、緑茶より取り入れやすいとされます。

ジャスミン茶「ストレスでつまるときのお茶」

ストレスでつまる、ため息が出る、お腹が張る。そんなときに飲みやすいお茶です。
ジャスミンの香りには、気の巡りを動かす方向があるとされ、イライラ、不安、お腹の張り、食欲不振や消化不良に向くと説明されます。
香りで気分とお腹のつかえをゆるめるお茶です。

烏龍茶「食べすぎ・もたれを軽くするお茶」

食べすぎ・脂っこいもの・胃のもたれ・ベタつきが気になる人に飲んで欲しいお茶です。
烏龍茶は半発酵茶で、緑茶と紅茶の中間にあるようなお茶です。
漢方では、化痰消食という「たまったものをさばく」「食べたものの重さを軽くする」意味があるお茶です。
空腹時にがぶがぶ飲むより、食後のもたれや重さに合わせるのが良いです。

飲んでみたいお茶見つかりましたか?

緑茶は、熱を冷ましたいとき
麦茶は、夏の熱と渇き、胃腸のいたわり
紅茶は、冷えやすいとき
ほうじ茶は、冷やしすぎたくないとき
ジャスミン茶は、ストレスや張りが気になるとき
烏龍茶は、食べすぎ・もたれ・ベタつきが気になるとき

というように、それぞれ得意な方向があります。
今の自分に合うお茶を選んでみましょう

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