甘いものがやめられないのは、意志の弱さのせいじゃないかもしれません

体質診断

「甘いものをやめたいのに、つい手が伸びてしまう」
「夕方になるとチョコや菓子パンが欲しくなる」
そんな自分を見て、「意思が弱いのかな」と感じたことはありませんか。

甘いものを欲しくなる背景に、体の状態が関係していることが少なくありません。

特に、胃腸の働き(脾)が弱っている人は、
体が手っ取り早くエネルギーを補おうとして、
甘いものを求めやすくなります。
脾が弱ると、疲れやすさや食後の眠気、体の重だるさ、むくみ、便のゆるさといった不調も一緒に出てくることがあります。

厄介なのは、甘いものを食べると一時的には元気になった気がすることです。

少し楽になる、少し気分が上がる。
けれどその分、胃腸には負担がかかり、
体に余分な「湿」がたまりやすくなります。
すると体はさらに重くなり、
また疲れて、また甘いものを欲しくなる
この繰り返しに心当たりのある方は、案外多いのではないでしょうか。

もちろん、甘いものを欲しがる人がみな胃腸虚弱というわけではありません。

胃に熱がこもって食欲そのものが強くなるタイプ、
ストレスを食べることで発散したくなるタイプもあります。
イライラした時や忙しい時ほど、甘いものや濃い味のものが欲しくなる方もいるでしょう。

大切なのは「甘いものが好きだからダメ」と一括りにすることではなく、「なぜ今、甘いものが欲しくなるのか」を見つめてみることです。
疲れた時なのか、ストレスがある時なのか、食後や夕方に集中していないか。
そうやって体の声を聞いていくと、甘いものとの付き合い方も自然と変わってきます。
漢方では、甘いものへの欲求もまた、体からの一つのサインとして見ていきます。

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